2016年1月入社 / コーポレート本部 / 総務部 / 育休・産休期間:1年6ヶ月
産休に入る前の業務
主に総務周りの業務を行っておりました。ただし、当時はまだ総務・財務経理・労務、など今のように細分化されておらず、バックオフィスのありとあらゆる業務を兼任していた状態でした。社員の給与管理や顧客の請求書管理から、社内備品管理・はたまた営業契約書管理まで。一言で言ってしまえば割と激務の方だったと思います。
現取締役の石川が入社してからはスタジアムのバックオフィスも整理され、業務も細分化してより専門的な知識やスキルを持ったメンバーが入社してくれました。正直私が産休に入る前と後ではまるで違う会社のようで、体制も文化もものすごいスピードで変化していったのだなと感じます。
産休前に1番不安だったこと
1番はやはり産休前のあの働き方で、子育てとの両立が本当にできるのか、という点でした。復職して時短勤務したとして、その短時間で業務を滞りなく回すことができるのか、1年半のブランクをすぐに取り戻せるのか、そういった不安は大きかったですね。また、当時はまだまだ若いメンバーばかりの会社で、周りに子育てをしている方がいなかったので、「正直働きながら子育てをする」という部分が全くイメージが湧いていませんでした。
それでも会社の体制やメンバーが変わっていく中で、サポートの内容も充実して子育て世代も増えたと聞き、最終的に復職を選択しました。
実際に復職してからの自身の変化
仕事に対する考え方が変わりましたね。以前はもうがむしゃらに、「何でもやります!」のような、目の前の仕事ありきで考えることが当たり前だったのですが、今はシンプルに「子供を1番に考えたい」というスタンスになりました。仕事は自分の時間、家では子供との時間、そのように明確に切り替えができるようになったのも大きいかもしれません。もちろん仕事も頑張りますし手を抜かない。でもその根底には「子供のため」という、ひとつ自分の中で大きな軸ができた感じがします。
子育てと仕事の両方のために
こうして子育てと仕事の両方を頑張れる理由は、子供の「いってらっしゃい」「おかえり」があるからだと思います。私が復職したばかりのときは、仕事に行く直前のタイミングで子供が泣き出してしまったり、夜ぐずり出してしまう、ということがよくあって。「これまで一緒に遊ぶ時間だったのに」って顔をされるのでこっちまで悲しくなります。
ただ、それでも子供が頑張ってくれて、保育園にお見送りにいったときに笑顔で手を振ってくれたり、お迎えのときに両手を伸ばして「おかえり」と待っていてくれるだけで素直に「頑張らないと」と思う自分がいます。
復職した際、周りのメンバーから「お子さんに何かあったらそちらを最優先してください」と言ってもらえて、とてもありがたい環境だなという感謝の気持ちと、家庭と仕事を両立して仕事もしっかり頑張ろうと、前向きな姿勢で取り組めています。
自宅近くに実家があるわけでもないですし、初めての子育て自体とても不安でしたが、以前と比べてスタジアム自体に子育て世代のメンバーが多く入社していて、理解者が増えてとてもありがたく、心強いなと感じています。
個人的には今後入ってくるメンバーや今働いているメンバーが、子育てしながらもずっと働きやすいよう、その先駆けになれたらいいなと考えています。